成人式の振袖予約!人気ショップで学ぶ失敗しない振袖予約のコツ

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4種の振袖人気デザインと定番文様に隠された意味を知る

成人式で振袖を予約するため、新作の振袖カタログを取り寄せる場合があるでしょう。
そのカタログ。
掲載されている振袖のジャンルは、ブランドや会社ごとに特色が変わりますが、おおよそ、今の市場に出ている振袖デザインは4つに分けることができます。

  • 古典
  • モダン
  • ガーリー
  • レトロ

長年愛され続けている定番のデザインから、最新の個性的なデザインまで。
このページでは、振袖を選ぶ楽しみが増す「デザインの話」について、まとめてみました。

目次

  1. あなたの好きなデザインは?見た目で選ぶ、最新振袖デザイン
  2. 振袖は柄によっても好みが分かれます!定番振袖から学ぶ文様の種類
  3. まとめ
  4. 振袖の人気デザインと定番花文様の他にあわせて読みたいコラム一覧

1.あなたの好きなデザインは?見た目で選ぶ、最新振袖デザイン

古典・モダン・ガーリー・レトロ。
振袖のデザインにはたくさんの種類があります。
でもそれって言葉で言われてもなにがなにやらわからないですよね。

どんなデザインが自分好みなのか。
振袖にはどんなデザインのものがあるのか。
一緒に見ていきましょう。

1-1.古典

古典デザインの振袖が伝統的な人気を誇る

ザ・振袖といわれて思い浮かべデザイン。
それが古典柄です。
色遣いは赤・青・緑などの原色を振袖の生地の色としている場合が多く、袖や裾に多く文様がしきつめられているのが定番です。
その文様も日本を代表する桜や菊、松竹梅の他、吉祥文様と呼ばれる御所車やのし、亀甲文様、宝物など、古典的で美しい文様が多いのが特徴的。
日本に親しみのある上品で豪華なデザインを好むなら、古典柄がおすすめです。
正統派であり、振袖らしいデザインということで、古くから多くの方に人気で、世代を問わず万人受けするデザインとなっています。

1-2.モダン

モダンデザインの人気振袖

色遣いは黒や白、黄色、鮮やかな緑などが多く見受けられます。
もちろん振袖の定番色の赤地の振袖もありますが、そのほとんどは、古典的で定番な振袖デザインとはまた少し違った生地色を使用しています。
たとえば金彩は古典柄だと文様と文様の間に使用したり、文様を飾る目的であしらわれたりするのがほとんどです。
しかしモダンデザインになると、菊の文様自体が豪華で大胆な金彩になったり、ぼたんの花びらの輪郭が金色に描かれていたり、古典的で落ち着いたデザインとは真逆になります。
さらにビビッドカラーを使用したり、柄そのものもバラや百合、ぼたんなど、華やかで派手めな文様が多く使われています。
派手めなもの、大人びたもの、個性的なものが好みなら、モダンデザインの振袖がおすすめです。
自分の好きなものを着たい人、近代的で豪華なものを着用するなら、モダンデザイン一択です。

1-3.ガーリー

レンタルするならガーリーデザインの振袖

女子らしく、かわいらしく、愛らしく。
二十歳を迎えるこの年に、少女から大人へ移りゆく女性にぴったりのデザインがガーリーです。
ガーリーは、ピンクや淡いオレンジ、パステルカラーなど、少女らしい色の振袖デザインになります。
あしらわれている文様自体も、桜や梅、はたまた蝶やリボン、ハートなどかわいらしい文様が多い傾向に。
振袖は帯や帯締め、帯揚げ、重ね衿を合わせるため、そのコーディネート次第では、幼く見えるということはありません。
二十歳になる年。少女としていられる最後の記念に、甘くかわいらしいガーリーな振袖を好まれる方も多くいらっしゃいます。

1-4.レトロ

成人式の人気デザインレトロをレンタル

古典柄とはまた違った、どこか懐かしくもかわいらしいデザインの振袖。

それがレトロデザインと呼ばれる振袖です。
振袖の色地自体は様々ですが、文様の多くは丸みを帯びたデザインで、やわらかくポップでかわいい印象です。
文様同士の間隔も広く、振袖の色地が多く見えているため、余裕のあるおっとりとした印象にも見られます。

2.振袖は柄によっても好みが分かれます!定番振袖から学ぶ文様の意味

振袖を彩る文様の数々。
定番なのは日本の和を代表する桜・梅・菊などの和花文様です。
その他には吉祥文様と呼ばれる御所車・亀甲文様・のし・貝桶・宝物など、花文様とはまた別の文様も多く見受けられます。

それぞれの文様には意味があります。
花には花言葉があるように、夢には夢の意味があるように、振袖の文様にもまた意味があるのです。
たとえばそれは永遠の美をつかさどるものであったり、子孫繁栄を願うもの、福徳を招くもの、女性の美しくも強く凛々しい様を示すものなど。

成人式の振袖では定番と呼ばれる文様の種類やその意味について、確認していきましょう。
今回まとめてみたのは、日常生活に馴染みのある花ばかり。
振袖では定番の4つの花文様です。

2-1.桜

伝統的な定番振袖柄の桜文様

日本人にとって、とても馴染みのある花。
知っている花だからこそ、振袖に桜文様が描かれていると、ついつい目を惹かれてしまいます。

成人式で桜文様の振袖を多く見受けるのは、桜自体が日本の和を示す花文様だから、という理由だけではありません。
多くの人たちに桜文様が人気なのは「物事の始まり」という意味が含まれているからです。
二十歳という節目のとき。
成人式を迎え、明日から新しい自分がはじまっていくことを思うと、成人式で着用したい文様ですね。

2-2.松竹梅

振袖の柄でよく見る松竹梅

梅の花びらは丸いシルエットでとってもかわいらしいデザインです。
本来は古典柄として多くあしらわれる梅柄ですが、丸みを帯びているのでレトロデザインにも馴染みますし、色遣い次第ではモダンデザインにも取り入れられています。
様々なデザインに受け入れられやすいということからも、振袖の文様で多いのは、桜と梅文様が挙げられます。

その梅とセットで描かれているのが、松と竹。松竹梅です。
緑の鮮やかな若松には「若々しい生命力が溢れる」という意味があり、これから先もっともっと美しく成長していく少女にぴったりな文様。
一方で、深い緑色の老松は「雄々しくも美しい」という意味があり、凛としたシルエットが美しく印象付けられます。
また竹文様や笹文様は、寒さに負けず青々とまっすぐに伸び育つことから、凛とした美しさを連想させます。

松竹梅と聞くと、なんだか渋く地味な印象を受けがちですが、梅のかわいらしさや松の持つ美しい意味、竹の凛としたシルエットは綺麗で豪華な印象に変わるのです。

2-3.菊

成人式で人気の古典柄菊

菊と言えば、仏花。
ですが菊自体には「高貴」「高尚」「邪気払い」など様々な意味があります。
また縁起のいい吉祥文様とされており、福のある意味が多いのです。
振袖を着る上で、福を招く文様というのは、とても縁起がいいもので、成人式の最中も気分よく過ごせそうな感じがしますよね。

また、菊の花びらは大きく円形に開いていることから、太陽を思わせるようなデザインで、存在感もあります。
福のある菊文様をまとうなら、背の高い方は体型に合わせて大胆で大きな菊文様がぴったり。
小柄な方は体型に合わせて、他の花文様と一緒にさりげなく描かれている小さな菊柄がぴったりです。
そうすると振袖に着られているという感がなくなり、バランスのいいコーディネートになるからです。

2-4.牡丹

牡丹の文様の人気振袖

着物の柄は、浴衣もそうですが、季節の先取りをするとオシャレに見えます。
つまり成人式が行われる1月。春~初夏の時期に咲く花文様を取り入れると「季節をわかっているオシャレ」に見られるのです。
牡丹は4月~6月が見ごろの季節ですから、冬の季節に着る振袖にはぴったりな柄です。

また牡丹と言えば、有名な一説があります。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
一度は聞いたことがあるこの言葉は、女性の美しさを表す有名な言葉です。
小さなつぼみから大輪の花を咲かせる牡丹は、百の花の中でもっとも豪華で、まさに百花の王にふさわしい花。
振袖美人にとって憧れであり、また、成人式にぴったりな花文様です。

3.まとめ

振袖を選ぶとき、まず目につくのはそのデザインです。
振袖の色もそうですが、デザインが変われば印象も変わるため、好みのデザインで選ぶ人が多いもの。
今回はそんな振袖デザインについてまとめてみました。

さらに振袖に多く登場する花文様の意味も解説。

  • 桜:物事の始まり
  • 松竹梅:若々しい生命力が溢れる、凛とした美しさ、女性的な強さ
  • 菊:高貴、高尚、邪気払い
  • 牡丹:女性らしい美しさ

この4つの文様を目印にすると、振袖選びも楽しくなってきます。

4.振袖の人気デザインと定番花文様の他にあわせて読みたいコラム一覧

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